ダム水中部の網羅点検と経年変化のモニタリングで、予防保全型維持管理をサポートします

サービスの特長

従来は困難であったダム水中部の網羅点検。
点検結果を数値データ化して可視化、経年変化のモニタリングでお客様の予防保全型維持管理を支援するサービスです。 面積あたりの点検効率向上と映像処理の高度化を実現する事で、点検作業からデータ提供・報告までの時間を大幅に削減。
コンサルティング業務の負荷を低減し生産性向上に貢献します。

可視化

従来は困難であったダム水中部の網羅点検と点検結果の数値データ化により経年変化をモニタリング。お客様の予防保全型維持管理を支援します。

安全管理

船上・陸上からの遠隔操作により潜水作業に伴うさまざまな危険を無くし、パナソニック基準の安全管理による点検作業を実施します。

生産性向上

面積あたりの点検効率向上と映像処理の高度化を実現する事で、点検作業についやす時間を大幅に削減。コンサルティング業務の負荷低減に貢献します。

パナソニックのつよみ

パナソニックがこれまでにご提供した多くの商材・デバイスの実績に加え、新しい技術などを融合させた新たなサービス・ソリューションを展開し、現場プロセスイノベーションを進めます。

Before

従来のダム点検業務

従来の点検は特殊な技能(潜水)を持つ作業員が、潜って確認していました。

従来のダム点検業務

After

パナソニックの点検技術

水中ROVを活用することにより、作業効率の向上や潜水士の安全を確保できます。また、水温に左右されないため時季を選ばずに点検作業が可能です。

パナソニックの点検技術
自律制御技術
上下、左右、前後の3軸で自律制御し、水中でのブレ、揺れを抑えます
均一照明技術
独自開発の照明ユニットを搭載し、視認性が低い水中でも撮影範囲を明るく照射します
画像鮮明化技術
動画中の水の濁りや浮遊物を取り除きます

活用シーン

ダム水中部の点検

  • 堤体部
  • スクリーン
  • ゲート など

実現が困難であった広範囲・大深度のダム水中構造物点検。
パナソニックは業界最高水準のロボティクス・画像解析技術で未点検領域を可視化。
設備の安全・安定運用を支えます

広範囲・大深度のダム水中構造物点検

水中ROVによる高画質動画撮影

  • 水深や潜水時間の制約が少ない
  • 点検作業効率を向上

自律制御技術により、搭載したカメラ性能を最大限に引き出した撮影が可能となります。
また、水深や潜水時間の制約が少ないので効率的に点検計画が立てられます。

水中ROVによる高画質動画撮影

画像鮮明化技術による高い視認性

  • 撮影画像の視認性向上
  • 点検作業後の診断をサポート

画像鮮明化技術により、濁度10程度の環境下における撮影でも、汚濁によるかすみや浮遊物などのノイズを除去、あわせて明るさ調整やコントラストを制御することにより損傷箇所の状態をよりクリアに映し出すことを可能にしました。

画像鮮明化技術による高い視認性

画像を取得するだけではありません

劣化の兆候を捉え「予防保全」型の管理を実現するには、
損傷の位置やサイズを計測して数値化し経年ごとのデータを蓄積することが重要です。

損傷自動抽出・俯瞰マップ作成
損傷位置とサイズを抽出し、
経年変化を管理

※堤体・サージタンクのコンクリート面をオートモード(壁面との距離一定・速度一定)で撮影したときのみ。

パナソニック独自の画像解析技術で損傷のサイズを自動計測します。
またセンシング技術により自己位置を把握しながら撮影することで損傷場所を正確にマップ化して表示します。
これにより経年変化の管理も可能となり、これまで難しかった計画的な補修をサポートします。

損傷自動抽出・キズ自動計測

損傷自動抽出・キズ自動計測

損傷箇所の自動抽出 損傷の情報を数値化

俯瞰マップ

俯瞰マップ

経年変化管理が可能 計画的な補修を実現

サービス内容

点検計画の立案から点検作業・データ管理まで、ワークフロー全体を幅広くサポートします。

事前打合せ・
現地調査

事前打合せ・現地調査

お客様のご要望をヒヤリングした上で最適な点検計画を策定いたします。事前打合せでは、点検箇所、点検対象物、点検目的を明確化し、その点検内容に即した機材を現地下見に基づき選定・準備します。

点検計画

点検計画

天候や点検時期等の情報から濁度を推定して点検計画を策定します。点検計画(点検場所)に応じた点検経路や時間を計画アプリで作成します。濁度にあわせた点検対象物との距離を提示し、操縦時間を点検計画時間に反映します。

点検実施

点検実施

ボート操縦者、ROV操縦者の3~4名で乗船。ボートに機材を積み込み、点検箇所まで運搬します。点検場所の水面からROVを潜水させ、点検開始。映像は船上・陸上の両方で確認できます。

点検結果報告・
データ管理

点検結果報告・データ管理

センサーとスラスタ情報により撮影位置を把握。得られた画像情報から損傷を抽出、サイズを測定、その位置を俯瞰マップ化し点検報告書の作成を支援します。また取得した映像・数値データ管理もお任せください。

インフラ維持管理サービス/ メニュー

区分 作業・納品物 堤体 スクリーン ゲート 減勢工 サージタンク
点検 点検実施
  画像鮮明化
  軌跡描画
  損傷抽出
  俯瞰図作成
納品物 レポート
  動画
オプション 俯瞰図
オプション ビューアデータ
  • 1日で撮影できる数量の目安 堤体:面積=750㎡/日(濁度10以下の場合)、スクリーン:個数=4個/日(~60㎡/個)、ゲート:門数=4門/日(~120㎡/門)
  • ▲=別途お打合せが必要です。
  • ★=ビューアアプリケーション保有のお客様に限ります。
  • ※俯瞰図(モザイク図)・動画・ビューアデータのご提供は、オプションです。

ダム水中点検ROV / 主な仕様

均一照明技術

均一照明技術

自動車用の部品(ヘッドライト)の技術を応用した「マイクロレンズ技術」により、撮影カメラ画面全体を一様輝度に均一化を実現します。水中での視認性を高めるとともに、点検分析に必要な映像ステッチングや損傷の抽出の精度を向上します。

自律制御技術

自律制御技術

壁面との距離や深度、方向、傾斜などを計測する各種センサと12基のスラスタによる自律姿勢制御で、つねに壁面勾配と正対した状態を自動でキープします。安定した並行移動で、再生時におけるブレや揺れのない映像撮影をサポートします。

ダム水中点検ROV / 主な仕様
電源 専用バッテリー
質量 約30㎏(バッテリー込みで約42㎏)
外形寸法(幅×奥行×高さ) 550㎜×620㎜×780㎜
潜行能力 最大深度200m
移動能力 0m/s~約0.3m/s
使用時間 約2時間(バッテリーフル充電時)
使用温度 5℃~40℃
ダム水中点検ROV