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最新エコ事情 調査

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活のさまざまな事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

世界中でエコ意識が高まり、大切な自然環境を守ろうという動きが拡大しています。「サスティナブル」という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。今回はエコに関する最新動向を紹介します。

廃プラスチックが大きな問題に

環境問題の中でも、近頃は廃プラスチックによる海洋汚染が大きく問題視されるようになってきました。国連環境計画(UNEP)によれば、海に捨てられるプラスチックは年間800万トン余り。それらは生分解されないため、最終的には人間が口にする食べ物や水に入り込んできています。この問題を背景に、飲食業界や小売業などで脱プラスチックの取り組みが加速。最も目立つ動きは、プラ製ストローの廃止です。ロイヤルホストやデニーズ、ガストなど、ファミレスを中心にプラ製のストロー中止が相次いでいます。またスターバックスでは、ストローを使わなくても飲めるフタを導入。使い捨てではない金属製ストローも注目され、高級ブランドからも発売されました。ストロー以外には、例えば無印良品などでプラ製のレジ袋を紙製で代替するなど「脱プラ」の波は広がっています。

脱・プラ製ストローの動き
プラ製ストローは紙製か環境配慮素材へ。高級ブランド「ティファニー」のストローも話題になりました。チタン製ストローとマドラーが一つになった商品は、欠品が続くほど人気に。※クリックで拡大

エコ活動を推進するカラー

環境省では18年10月より、海洋プラスチック問題の解決に向けての活動を後押しするため「プラスチック・スマート」というキャンペーンを開始。この公式ロゴでは、グリーンとブルーが象徴的に用いられています。エコ関連のシンボルマークやラベルは、企業や自治体が独自に制定するものと、第三者機関や業界団体などが付与するものがありますが、共通するのは色使いにグリーン系やブルー系が多いことです。アジア4か国(日本・中国・タイ・ベトナム)で行われた意識調査によると、「エコ(Eco-friendly)だと思う色」は右図のような結果になりました。これを見ると、やはりグリーン系、ブルー系のカラーに集中。木々や自然を思わせるナチュラルなグリーン系、海や川などの水を思わせるブルー系が選ばれているのでしょう。このように「エコ」だと共通認識されているカラーを掲げることは、環境配慮を呼びかけるメッセージを広く・分かりやすく伝える効果があるといえます。

「エコ」はブームのように取り上げられることも多いもの。しかし環境問題は、一過性の流行では解決することができません。継続的な取り組みとして、私たち一人ひとりが生活の中で心掛けていく必要があるでしょう。

エコなカラーは?
データは4か国合計の結果で、1位は鮮やかな緑、2位は黄緑。この2色は順位の入れ替わりがあるものの、4か国のどの国でもトップ2を占めました。国を越えてエコなイメージが強いよう。※クリックで拡大

※データは、株式会社インテージ・株式会社日本カラーデザイン研究所 共同調査「グローバルカラーマーケティングレポート2013 アジア4カ国の色に関する意識調査」(2013年1〜4月)より アジア4カ国=日本・中国・タイ・ベトナム