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健康の色ってどんな色? カラー

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活のさまざまな事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

前回も触れたように、平均寿命はますます延びる傾向にあり、どの世代でも健康への関心は高まっています。さて「健康」といえば、あなたはどんな色を思い浮かべますか?色という切り口から健康を考えてみるのも面白いかもしれません。

日本人は暖色系のカラー=健康

株式会社インテージと株式会社日本カラーデザイン研究所がアジア4カ国(日本・中国・タイ・ベトナム)で行った共同調査の中で「健康(Healthy)だと思う色」を聞いたところ、日本では右図のような結果になりました。第1位はオレンジで、しかも50%以上と半数以上の人がそう捉えていることが分かります。オレンジは、快活感や活気を感じさせる色です。日本人の考える健康カラーの代表は、アクティブな印象をもつオレンジのようですね。そのほか、明るい黄色(クリーム)や黄緑といったビタミンカラーや、コーラルなどのピンク系が並んでいます。全体的に暖色系のカラーが中心で、日本人はあたたかさ・元気さ・陽気さといったイメージを「健康」に抱いているといえそうです。では、他の国での結果はどうでしょうか。

日本人が「健康」だと思う色(TOP10)
ビタミンカラーやピンク系を「健康」と感じるのは日本人ならではの感覚。明るくクリアな色が並び、逆に暗い色や濁った色は上位10色には選ばれていません。(全48色で調査)※クリックで拡大

国によって異なる健康の色

文化が異なれば、一つのキーワードから連想されるイメージや色も異なってきます。日本では、陽気で朗らかな色を健康カラーと捉えていますが、右図のように、タイではクリーンで清潔なイメージの白、中国ではナチュラルさや新鮮さを感じさせる黄緑や緑が上位に。清潔感や自然といった“環境”の面から健康をイメージしているようです。そしてベトナムでは、赤や黒が挙がっているのが特徴的。日本では黒は健康なイメージとは遠い色ですが、ベトナムでは1位の赤も含め、ダイナミックな生命力を感じさせる力強さが、健康と結び付いているのかもしれません。このように、一言で健康の色と言っても、どのような面を切り取るかで全く方向性が変わってきます。同じアジア圏でも、国によってイメージが大きく異なるのは興味深いですね。

健康食品のパッケージやヘルスケア関連のCMなど、健康にまつわる身近なものの色に注目してみてはいかがでしょうか。今までなにげなく見ていたものにも、新たな発見があるかもしれませんよ。

「健康」をイメージする色の特徴(国別)
陽気、清潔、自然、力強さと、健康観に抱かれているイメージは国によって異なり、それが色に表現されています。あなたの考える健康の色はどれに近いですか?※クリックで拡大

※データはすべて、株式会社インテージ・株式会社日本カラーデザイン研究所 共同調査「グローバルカラーマーケティングレポート2013 アジア4カ国の色に関する意識調査」(2013年1〜4月)より アジア4カ国=日本・中国・タイ・ベトナム