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「人生100年時代」の到来 調査

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活のさまざまな事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

厚生労働省が2018年7月に公表した簡易生命表によると、2017年の日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性は87.26歳で過去最高を更新したことがわかりました。平均寿命はますます延びることが予想されています。まさに人生100年時代の到来です。

働くことへの取り組み方がテーマに

「人生100年時代」という言葉は、世界的なベストセラーになった『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)がきっかけになって広まりました。その中で、これまでの80歳程度の平均寿命を前提にした“定年後は余生”とする考え方は、人生100年時代に合わなくなっていると指摘されています。内閣府・平成28年度版高齢社会白書によると、60才以上の高齢者に何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいかを聞いたところ、「働けるうちはいつまでも」が28.9%と最も多く、次いで「65歳くらいまで」「70歳くらいまで」がともに16.6%という結果に。就労を希望する高齢者の割合は合わせて71.9%となり、長く働くことそのものへの積極性が感じられます。

就労を希望する高齢者は約7割
働けるうちはいつまでもと答える人の多さに注目。収入目的以外にも、人とのコミュニケーション、体を動かすなど働くことにメリットを感じている高齢者もいるようです。※クリックで拡大

※データは、内閣府『平成28年度版高齢社会白書』より、全国の60歳以上の男女6,000人を対象にした「高齢者の日常生活に関する意識調査」(2014年)から

チャレンジ精神を忘れずに

日本カラーデザイン研究所が60~79才の男女240人を対象に行った調査(2017年)では、これからどのような暮らしをしたいかを聞き、その結果右図のような5つの生活像タイプが分かりました。技術の進歩によりこれまでの生活習慣を変えていく時、自分により合う仕事に切り替える時には、チャレンジ精神が重要になります。そのチャレンジ精神が強く見られたタイプは、①生活満喫スマートタイプ、②夫婦エンジョイタイプ、③個人チャレンジタイプで、3タイプ合わせると全体の81.3%となりました。時代や環境の変化を感じ取り、積極的に学び、試してみるという意欲が多くの人に見られ、意識しているいないにかかわらず人生100年時代にも適応できそうな勢いを感じます。

人生のどの段階でも、知らないこと、その時興味のあるものについて気軽に学べる環境がぜひ欲しいところです。そこで学んだことを実践していけば、充実した長い人生を送れそうですね。

これから望む生活像
④家族コンサバタイプと、⑤家ナカおだやかタイプは、昔ながらのお年寄りイメージ?2つ合わせても2割に満たない、少数派です。今後はもっと少なくなりそうです。※クリックで拡大

※データは、日本カラーデザイン研究所『イメージ情報vol.73』NCD EYE シニアの「これからの生活像」による意識分析 P67(2017年)より