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キャッシュレス化でスマートに トレンド

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活のさまざまな事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

今、日本はキャッシュレス(現金を使わない)社会へと転換しようとしています。まだまだ現金主義の人が多いのが現状ですが、経済産業省は2025年までにキャッシュレス決済の比率を40%まで高める、“支払い方改革”を宣言しています。

日本はキャッシュレス後進国

キャッシュレス化の流れは、世界的に加速しています。しかし各国のキャッシュレス決済比率を見ると、日本は18.4%止まり。訪日外国人観光客は増えていますが、現金しか使えないことに不満を持つ人は4割もいるそうです。これまで日本でキャッシュレス決済が普及しづらかったのは、読み取り端末の導入コストも一因ですが、日本では盗難や偽札のリスクが少なく、海外のように犯罪対策としてのキャッシュレス化が推進されなかったからという理由もあるのです。最近では、様々なサービスの登場で導入のハードルが下がり、訪日外国人対策、店舗の人手不足といった面から、キャッシュレス推進が声高に叫ばれるようになりました。現金取り扱いコスト約8兆円を半減できるという試算もあり、重要なテーマとなっています。将来的には世界最高水準のキャッシュレス比率80%を目指すそう!

各国のキャッシュレス決済比率
韓国はすでに89.1%と突出しています。その他主要国では軒並み 40%~60%台で、日本の普及率が目立って低いことがわかりますね。※クリックで拡大

※データは、経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」(2018年4月)より

広がる取り組みと利用者のメリット

2017年11月、東京・馬喰町に完全キャッシュレス型のレストラン「ギャザリングテーブルパントリー」がオープンしました。支払いはクレジットカードと電子マネーのみ、現金は使えません。こういったキャッシュレス化の取り組みは最近急速に広がっています。なかでも右図のようなスマホ決済が拡大中。ローソンは2018年4月~5月、都内の3店舗でセルフ決済サービス「ローソンスマホペイ」の実証実験を行っています。店内ならどこでもアプリで代金を支払うことができ、レジに並ばなくてもOK。このようなスマホ決済ならさらに便利ですね。また、キャッシュレス決済はポイント付与や割引などが充実しているのもメリット。支払い情報はデータ化されるので、資産管理アプリなどを利用すればお金の動きを簡単にチェックできます。一方で、キャッシュレスは“お金を使った感”が薄いため、使いすぎや無駄遣いには注意したいところです。

完全キャッシュレス社会に突入するのも、そう遠くないかもしれません。新サービスなど最新動向をチェックして、便利にスマートに使いこなしましょう。

各スマホ決済サービスのイメージ
スマホ決済の中でも、特にQRコードタイプが拡大中。各サービスのロゴに注目すると、はっきりしたカラー・デザインが主流。パッと簡潔に支払いが済む、分かりやすいイメージともリンクします。※クリックで拡大

※図表は(株)日本カラーデザイン研究所「カラーイメージスケール」「言語イメージスケール」を参照