ティップス|Tips
若者に人気!ミレニアルピンク カラー

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活のさまざまな事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

1980年〜2000年前後生まれ=ミレニアル世代を中心に人気を集めている、淡いトーンのピンク色「ミレニアルピンク」をご存知ですか?海外でブームに火がつき、その波は日本にも広がっています。

SNS映えするピンク

ミレニアルピンクが流行し始めたのは2016年の初め頃。色見本帳などで知られる米パントン社が、2016年のトレンドカラーとして「ローズクオーツ」を発表し、ファッションほか多くの分野に影響を与えました。この色が広まった大きな理由の一つは、やはり“SNS映え”すること。スタイリッシュなピンクの着こなしは、SNSを通じてミレニアル世代に瞬く間に広がりました。一方で、海外コスメ「グロッシアー」や、2017年10月に日本にも上陸したカフェ「アルフレッドティールーム」は、このピンクをSNS上で戦略的に活用し成功したのです。2018年3月には首都圏のららぽーと3施設で「#Millennialpink Now(ミレニアルピンクナウ)」というイベントが開催され、館内がミレニアルピンク一色に飾られフォトジェニックな撮影スポットもあり大盛況だったようです。ミレニアル世代にとってはパッと見でいいね!と感じるかどうかが重要で、SNS映えしやすいピンクが支持されたようです。

ミレニアルピンクの例
ミレニアルピンクは、ファッション、飲食店、コスメ、インテリア、パッケージなど、使われている分野はさまざま。決して派手すぎないのに存在感のあるカラーです。※クリックで拡大

ジェンダーレスなカラー

ミレニアルピンクが広まったもう一つの理由には、“ジェンダーレスなカラー”としてとらえられたという面もあります。LGBTQ(性的マイノリティ)への理解が広がる中で、“ピンクは女の子の色”という概念が薄れ、男性でも取り入れる人が増えたのです。海外ではメンズセレブたちがミレニアルピンクのファッションをSNSに投稿し、話題を集めました。ピンクといえば「可愛い」イメージに結びつきやすいのですが、このミレニアルピンクは、淡くて少しグレーを含んだような色味。実はミレニアルピンクとして具体的な色の定義はないのですが、おおよそのトーンは決まっており、多くは「優しい」「上品な」「繊細な」「おしゃれな」などと表現される範囲の色です。色味の強いピンクだといかにもラブリーな感じですが、少しくすんだクールな印象も持つピンクだからこそ、男性にも受け入れられたのかもしれません。

男女問わず、若者に今ウケているミレニアルピンク。ワイシャツやネクタイなどでさりげなく取り入れてみれば、若い世代との会話のきっかけになるかもしれませんよ。

ミレニアルピンクのイメージ
ひとくちにミレニアルピンクといっても、サーモンピンクに近い黄味のピンクから、ベージュに近いやや地味なピンクまで。なかでもクールな色味のものは男女問わず使いやすそう。※クリックで拡大

※図表は(株)日本カラーデザイン研究所「カラーイメージスケール (単色) 」「言語イメージスケール」を参照