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今あらためてアツい日本茶 トレンド

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活のさまざまな事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

健康志向の高まりと和食人気にともない、日本茶が世界的なブームとなっています。2017年の緑茶輸出額は、過去最高の143億円超に。国内でも訪日外国人の増加や2020年の東京オリンピックに関連し、和の文化としてのお茶に関心が寄せられています。

世界で広がる日本茶ブーム

海外では、日本茶の中でも特に「抹茶」が人気を集めています。2014年にブルックリンにオープンした抹茶専門カフェ「MATCHA BAR」がブームの火付け役といわれ、欧米やアジアを中心に、ドリンクや料理を楽しめる専門店が続々と登場しています。今では“Matcha”という言葉もそのまま通じるようになりました。日本茶人気は抹茶に限らず、シリコンバレーでは伊藤園の「お~いお茶」がエナジードリンク代わりに飲まれています。砂糖不使用でカフェインやカテキンなどを含んでいるため、集中力を持続させるヘルシー飲料として受け入れられたようです。また、イスラム諸国では砂糖入りの甘い緑茶が人気だそう。ラマダン(日中は断食)の期間、夕刻の甘味補給として好まれているようです。日本での緑茶との付き合い方とは、ちょっと違う印象ですね。

世界で沸くMATCHAブーム
抹茶ドリンクはもちろん、スイーツから料理までそのバリエーションはさまざま。抹茶味の「キットカット」は日本のお土産として外国人に大人気です。※クリックで拡大

一方、国内で注目されるのは

国内でこの頃盛り上がりを見せているのは「ほうじ茶」です。ほうじ茶も緑茶の一種ということはご存知ですか。緑茶の茶葉を焙煎した(焙じた)のがほうじ茶です。カフェイン控えめな点や独特の香ばしさが好まれ、ほうじ茶飲料の売上高はここ11年で16倍に。ハーゲンダッツの「ほうじ茶ラテ」味のアイスは発売1ヶ月で売り切れるほどで、カフェや雑貨店などでも関連商品が続々と発売されています。また、茶室・茶屋をコンセプトとした新しいホテルも登場しています。今年2月に渋谷に開業した「hotel koe tokyo」は、離れや小上がりを取り入れた客室で話題に。2018年12月に新橋に開業予定の「ホテル1899東京」は、現代の茶屋体験をテーマとし、縁側付きの部屋もあるそう。新しさもありつつ、日本人の感覚としてどこかホッとできる気もしますね。外国人のお客様をご案内すればとても喜ばれそうです。

お茶はその健康効果でもたびたび注目されますね。緑茶を飲む習慣は生活習慣病を予防し、死亡リスクを低下させるほか、ダイエット効果も期待できます。今あらためて注目されるお茶、これまで以上に積極的に飲んでみては。

煎茶・抹茶・ほうじ茶の違い
煎茶も抹茶もほうじ茶も、すべて緑茶の一種。現在日本で生産されるお茶はほとんどが緑茶なのです。※クリックで拡大