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赤鬼と青鬼、どちらが怖い? カラー

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
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2018年の節分は2月3日。この日の風習には豆まきがありますね。鬼の役に扮した家族の誰かに向けて、「鬼はー、外!」と豆をぶつけていらっしゃるにぎやかなご家庭もあるかと思います。さて、よく見る鬼のお面は赤い顔をしています。でも、時に青い顔の鬼も見ますよね。鬼の色に意味の違いはあるものでしょうか。

実は5色あった鬼の色

鬼は「穏(おん・おぬ)」が語源といわれています。「穏」には、「この世のものではない、見えない存在」という意味があり、超人的な災いをもたらすものとされています。鬼の色には仏教の「五蓋(ごがい)」という、修行を邪魔する5つの煩悩を表す色があてはめられ、その5色の意味は以下の通り。

「貪欲(とんよく)」強い欲望
「瞋恚(しんに)」悪意、憎しみ、怒り
「掉挙悪作(じょうこおさ)」心の動揺、後悔、甘え
「惛沈睡眠(こんちんすいみん)」倦怠、眠気、不健康
「疑(ぎ)」疑心暗鬼

自分の心に蓋(ふた)をしている煩悩を外すと、心穏やかに過ごせるという訳で、特に打ち勝ちたい煩悩の色の鬼に豆を投げるとよいですね。

5色の鬼
全員揃うと、にぎやかですね。5色の鬼が登場し踊るという節分行事のお寺が新潟県にあるそうです。ちょっと行ってみたいですね。※クリックで拡大

配色イメージから見た怖さ

では、5色の鬼で一番怖い感じのする鬼はどれでしょうか。感じ方は人によって異なるのですが、ここでは色のイメージが直感的にわかるカラーイメージスケールでの位置で見てみることにします。鬼の髪の毛や眉毛の色、着衣の柄色に黒がよく登場するので黒との配色にしています。それで見ると、赤からは声を荒げ腕を振り上げているような怒りを感じます。対して、クールゾーンにある緑や青は怒りというより不気味な感じが強まります。緑は妖怪人間やアメコミのキャラクター「超人ハルク」の肌の色であり、胸が悪いような不気味な印象。青もお化け屋敷の明かりのように、背筋が凍る不気味な感じです。黒は最もハードで究極感が際立っています。こう考えると、スケール右方向のクールゾーンの鬼の色の方が怖い感じがしてきます。いかがでしょうか。

ただ、5色のなかで、一番目立つ色といえば、赤。節分にまく煎り豆に添えられ、店頭をにぎわせている鬼のお面がほとんど赤であることには頷かされます。

鬼の色のイメージ
色のトーン次第でイメージは少し変わります。青も明るくなるとスポーティーな印象で怖さは減ります。※クリックで拡大