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真面目な若者、自然体な中年 調査

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活の様々な事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

突然ですが、あなたの好きなイメージはなんですか?「真面目な」?それとも「自然な」?多くの形容詞の中から好きなイメージの言葉を選んでもらう調査で、おもしろい結果がみえてきました。

30代を境に分かれるイメージの嗜好性

今の男性は、真面目で堅実志向の若者と、自然でナチュラルな中年とに年齢で大きく分かれました。「真面目な」に関しては学生が27.5%と最も高く、年代が上がるにつれ徐々に割合が低くなっています。一方「素朴な」は学生と50代が同率ではあるものの、学生~30代の平均14.6%に対し、40~50代の平均は21.9%と差は歴然です。「真面目な」と「素朴な」はあくまでも代表例で、それらと似たイメージの形容詞をそれぞれの世代が特徴的に選んでいます。40~50代は真面目ではない、ということでは決してありませんが、好きなイメージであえて「真面目な」を選ぶ若年層は、かなり真面目だと言えますね。

あなたの好きなイメージは?
「真面目な」に似たイメージの形容詞では「堅実な」「丈夫な」「合理的な」が、「素朴な」の方は「親しみやすい」「居心地のよい」「自然な」などが選ばれていました。※クリックで拡大

育った時代が好みに影響

この世代間の違いには、景気動向が大きく関わっていると思われます。今から約30年前の1980年代後半は空前の好景気、いわゆるバブル期でした。50代はほとんどの人が社会人でバブルを経験し、40代は大人ではなかったとしても10代半ば以降好況下で育っています。一方、30代以下の世代は子どもの時には既にバブルが崩壊していて、不景気しか経験していません。その間、就職氷河期や2008年のリーマンショックなどもあり、若者が将来を真面目に考えるようになるのも当然と言えるでしょう。中年層が肩ひじ張らずナチュラルな感覚がいい、と思うようになったのは、時代の影響の他にこれまでの人生経験によるところがあるかもしれませんね。

人それぞれの性格もありますが、大きくは世代毎に特有の価値観や考え方があります。このような情報は、社内でのスムーズなコミュニケーションに役立つのではないでしょうか。

世代の特徴
バブル期(1986~91年)の若者は、ディスコで踊ったり、高級外車に乗ったりと、好景気の恩恵を受け青春を謳歌していました。今の若者は節約志向にあり、人生を真面目に考えています。※クリックで拡大

※データは、(株)日本カラーデザイン研究所による2016年12月調査のもの。「かわいい」「さわやかな」など形容詞180語を用い、男女880人、各年代80人(大学生のみ40人)に実施。ここでは男性のデータを採用。