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色で勝つプレゼン資料4「セパレーションとグラデーション」 カラー

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活の様々な事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

「色で勝つプレゼン資料」シリーズ、4回目は色の配置の仕方で効果を引き出すテクニックであるセパレーションとグラデーションをお伝えします。

リズム感を生むセパレーション

明るい色と暗い色を交互に並べて明度差を出す手法です。このテクニックを使うと、全体をすっきりと見せる効果があります。例えば、単調に続く年表形式の資料などは、途中でどこを見ているのか分からなくなってしまうことがありませんか。このような時には、年ごとに交互に2種類の背景色を繰り返し使用することで、内容を目で追いやすくなり、リズム感が出て単調さが解消されます。この場合の2色は、1色は白、もう1色は淡い水色やグレーなどうるさくならない色が無難です。セパレーションの効果は2色の明度差が最も大きくなる白と黒の組み合わせが最大になる訳ですが、至近距離で見るような資料の場合、コントラストがきつすぎて目にやさしくないので注意したいです。比較的、ソフトな対比のセパレーションがよいですね。

セパレーションで見やすく
リズムが出て見やすくなります。もし、行数がだいぶ多いような時は、1行おきではなく2~3行おきにしてもいいでしょう。※クリックで拡大

方向性を感じさせるグラデーション

隣り合う色の明るさを少しづつ変えて並べる手法です。ビジネス資料の場合は色みの種類は1つに決めて、その中で淡色から濃色まで明るさを変えるのがよいでしょう。このグラデーションのテクニックは方向性を感じさせたい時に使います。例えば、重さが軽い方から重い方まで、金額が少ない方から多い方まで、ということを表現したい時です。文字情報だけでも見れば分かりますが、グラデーションで色づけしてあると感覚的にすっと理解してもらえます。先ほどの例でいうと、軽い、少ない側が淡色で、重い、多い側を濃色とします。中くらいの段階は、中間の明るさとします。数量変化ではなくても、例えば矢印の図形などにはグラデーション効果を利用して指し示す方向を濃い色にすると、方向性を一層イメージさせますよ。

プレゼン資料は、使う色数を絞るのが基本ですが、場合によっては多色を使いたい時もあります。次回はそのような、多色を使う時のコツをお話する予定です。お楽しみに!

方向性を直感的に伝えるグラデーション
直感的に分かるようにできると、プレゼンテーションを見る相手への好感度もアップ。理解しやすさって好まれるんです。※クリックで拡大