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色で勝つプレゼン資料3「赤と青を使い分ける」 カラー

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活の様々な事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

「色で勝つプレゼン資料」シリーズ、1回目は色数を絞る、2回目は彩度を意識することをお伝えしてきました。3回目となる今回は、基本色である赤と青に焦点を当てます。

赤と青はどんな色?

赤と青がもつイメージ、役割を今一度おさらいしてみましょう。赤は、太陽の色。日の丸にも使われています。あたたかく、情熱的で、積極的なイメージです。戦隊シリーズでいえば、赤は正義感の強いリーダーの色です。色の中で、赤はもっとも強い色といわれています。一方で、青も海を想起させますので島国である日本には馴染み深い色ですね。冷静で知的。鎮静効果があることから、集中して作業するオフィスに向いている色です。また、赤と青が一緒に使われる例として、まず思い出すのが信号です。青(実際は緑っぽいですが)は進め、赤は止まれ、ですね。天気予報では、気温が上がると赤、下がると青が使われます。このように、その色に対して多くの人が同時に他の感覚も得る“共感覚”というものが存在します。

色みによる共感覚性
色には、暖かい、寒い、軽い、重いなど、無意識的に多くの人がもつ共通の感覚があります。赤と青は反対の性質をもっています。※クリックで拡大

共感覚をプレゼンに活かす

プレゼンで目立たせたい所には、誘目性が強い赤を使います。例えば、折れ線グラフで昨年と数字を比較するような場合は、より目立つ色、赤=メイン、青=サブと考え、今年の線は赤、昨年の線は青にします。他に、ぜひ分かっておいてもらいたい目標数値なども赤にしてアピール力を上げたいです。一方、ビジネスの場でのプレゼンでは、訴えたい内容の良し悪しによって、赤と青を使い分けるケースがあります。売上減、経費増大などネガティブな内容に対し注意喚起したい場合には、赤を使います。これは危険を知らせる赤信号と同じ考えです。逆に静観していても大丈夫、順調で安全という時には青です。最後に、目立たせたい、危険を知らせたいといっても、あまりあちこちで赤を使い、赤の割合が多くなりすぎても、見づらい上に注意を向ける効果が弱まるので注意してくださいね。

本シリーズ、次回は色を使うテクニック、セパレーションとグラデーションがテーマです。難易度が少し上がりますが、色を使いこなせるようになるコツですので、ぜひご覧ください!

赤と青を適材適所に活用
たかが色、されど色、です。自分が表現したい内容に応じて、赤と青を上手に使い分け、プレゼンを成功させてください!※クリックで拡大