ティップス|Tips
シニア世代に選ばれるカラー・デザイン #013 調査

大人の知的好奇心を満たす〝エスピースタイル〟
できる大人はコミュニケーションもスマート。自己演出や生活の様々な事柄をテーマにした知的好奇心を満たすtips をソリューションPRESS 編集部が厳選してお届けします。

日本は世界でトップを切る高齢社会といわれます。自社の顧客層がシニア世代である場合はもちろん、この年代の友人・知人とのコミュニケーションのためにも、この世代の好みを知っておくことは有意義です。さて、年齢を重ねてもとても元気といわれる彼らはどのようなカラーやデザインを好むのでしょうか。結果は、60~79才の男女を対象にした調査データに基づいています。

「黄緑」が人気カラー

男女に共通して好まれた特徴的なカラーは黄緑です。50代以下の世代より約10ポイント多く好まれています。黄緑は若葉を想像させる色で年を重ねた世代では意外な気もしますが、子どものように生き生きと前に進む力をこの色からもらいたいのかもしれません。また、黄緑には自然や健康といったイメージもあります。どちらもシニア世代が求めているものといえるでしょう。

シニア世代の好み①「黄緑」が人気カラー
女性の嗜好色では50代以下ではピンクやコーラルなどもあがってきますが、この世代では女性らしいイメージの色はラベンダーに絞られます。プレゼント選びの参考にできるのでは? ※クリックで拡大

「和」「自然素材」「オーソドックス」

21種類の雑貨のビジュアルの中から好きなタイプを選んでもらった結果では、男女ともに伝統的な和のデザインを好んでいることがわかりました。男性では、皮革や木といった温もりを感じる自然素材を使ったプロダクトも好んでいます。和のデザインの背景にある、職人の技や手作り感、本物の素材の質の良さ、昔から長くなじんできた安心感などに心ひかれるのでしょうか。全体にオーソドックスな感覚といえます。

男女別では、男性は渋く重厚な感覚、女性は優しい感覚が感じられます。最近では若い世代で“可愛い系男子”が人気という話を耳にしますが、この年代の男性ははっきりと男性らしい嗜好の持ち主といえそうです。

シニア世代の好み②「和」「自然素材」「オーソドックス」
どれも落ち着いた、使っていて愛着が強くなりそうな感覚のものですね。最近では、若い世代でもレトロなデザインや和雑貨が人気だったりと、シニア世代には嬉しい傾向かもしれません。 ※クリックで拡大

※データは(株)日本カラーデザイン研究所による2017年6月調査のもの。60~79才の男女120人ずつ計240人。