コラム | COLUMN
外食女子のための太らない選択

ビジネスの成功は心身の健康から。
心と体は深く結びつき、互いに支え合いながら、時に思いもよらないパワーを生み出します。
このコラムでは、しなやかな体と強い心を手に入れるためのオススメ本をご紹介します。今回はこちら…

負けないカラダ〜Toughnessを手に入れる本 第56回

「外食女子のための太らない選択」
手島奈緒 著

サンクチュアリ出版 / 1,200円 税別

2017-12-18

外食チェーン50店を調査。人気メニューを例に太りにくい選び方と食べ方を考察。

体にいい食事を知り、いつでも選択できるように


本書はタイトルにあるように「外食女子」をターゲットにしたダイエットのための食べ方の本。

「女子」とありますが、いまや男性でもスイーツ好きは多く、女性のように野菜を意識したり、積極的に和食を食べたりする男性も増えています。

そこで今回はあえてこの本を選んでみました。

ランチや残業の際の食事、週末の家族でのファミレスご飯など外食をする機会は多いものです。

手軽で美味しい外食チェーン店では、年齢も性別も職業も異なるお客さんが集まりますから、みんなが好む最大公約数の味をつくる必要があります。

そのためどうしても、くっきりとしたわかりやすい味=濃い味つけになりがちです。

メニューによっては糖分が多く含まれていることもあり、知らない間に脂肪をため込んでしまっている可能性もあります。

マヨネーズで和えたものは要注意


本の中では、女性になじみのある外食チェーン50店について、栄養成分表(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量などから)と栄養学的要素(調理方法や原材料から)の2つから調査を行っています。

どちらにしようか迷ってしまいそうな人気メニューを各店2品ずつピックアップし、選ぶ際のポイントに触れながら、ベターチョイスを紹介しています。

まず全体を通して気になったのは、マヨネーズを使ったメニューは要注意であること。

たとえば、サンドウィッチのチェーン店SUBWAYでは「ローストビーフ」のサンドウィッチと「たまご」のサンドウィッチが登場しますが、たまごはマヨネーズがたっぷりと使われているので、高カロリーで高脂質。ここでは「ローストビーフ」がベターチョイスに選ばれています。

野菜がたっぷり入ったSUBWAYのサンドウィッチといえども、ここから採れる食物繊維は意外にも少なめ。食物繊維を積極的に採るならば、アボカドをトッピングするのがおすすめだそうです。

ホイップクリームつきのドリンクなら……


冬場は甘くて温かな飲み物を飲みたくなりますよね。ホイップクリームが添えてあるドリンクならちょっとしたおやつにもなり、リラックス効果も高いものです。

ところがこのホイップクリームにも注意が必要です。脂質や糖質(炭水化物)がたっぷり含まれているからです。

エクセルシオールカフェでクリームの添えられた「ココア」か「メープルロイヤルミルクティ−」を選ぶなら、「メープルロイヤルミルクティ−」がおすすめ。紅茶と牛乳がベースのため、カロリーはココアの半分以下。一方でココアはカロリー、脂質、炭水化物いずれも高いので、ポリフェノールが豊富な利点はありますが、ダイエット時には向きません。

ホイップクリームをどうしても採りたいときには、できるだけベースが甘くないドリンクを選ぶようにします。

「ぶっかけうどん」は肥満に直結!?


タンパク質を多く含むお肉は、ダイエット時でもしっかり食べることが大切。ガストの「チーズINハンバーグ」と「オムライスビーフシチューソース」ならば、「チーズINハンバーグ」がベターチョイスです。

このメニューは単品注文ができるので、ごはんやパンを注文しなければ糖質のコントロールも可能。つけ合わせの野菜と交互にゆっくり食べて、急激な血糖値上昇を防ぐのがよいといいます。

はなまるうどんでは「ぶっかけ」よりも「温玉ぶっかけ」を。トッピングのないシンプルなぶっかけうどんは、カロリーも低くお腹持ちもよいですが、実は「デブ飯」なんだとか。

うどんは食後の血糖値が上がりやすい食品なので、たんぱく質や脂質を一緒にとらないと、血糖値が急上昇してしまい、肥満を招きます。

そこで、さまざまな栄養素が採れ、熱を入れることでたんぱく質を効率よく吸収できる半熟たまごをトッピングするのがベスト。たんぱく質を効率よく吸収できる「温玉ぶっかけ」は最適メニューというわけです。

ほかに、居酒屋メニューやアルコールにも触れています。

女性だけでなく男性にもとても便利な一冊。明日からすぐに取り入れられそうです。

(編集部)