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情報システム部が語る

~現場が自ら選んで利用するBYOD活用の軌跡(導入編)~

パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社
情報システム部 部長 稲田 貴久
情報システム部 ICT戦略企画課 課長 藤井 宏之

昨今「働き方改革」が大きな注目を集め、労働形態などの多様化に取り組む企業が増えています。しかし、働き方改革と一口に言っても何から始めればよいのか悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 当社では2014年より働き方改革と銘打って取り組んできました。そこで今回は改革を先導してきた当社情報システム部門の担当者に、推進における試行錯誤の過程や考え方について訊いてみました。

何をすれば社員「みんなが」変わったと思えるか

■そもそもなぜ情報システム部門が働き方改革を先導することになったのでしょうか?

――働き方改革は、強力なトップダウンの下で、「人事制度」「ITインフラ」「風土改革」の3つを合わせて進めなければ成功しないと言われています。「人事制度」は人事部門が、「ITインフラ」は情報システム部門が担当し、「風土改革」には、様々な職能がかかわるのですが、「組織責任者」のリーダーシップが重要だと言えます。
でも実際には、トップダウンが必要と一言で言っても、それほど強いトップダウンが得られる会社は少ないのではないでしょうか?トップから何をしたらよいのか提言をしてくれと言われ、何からどのように進めればよいのか悩んでいるというお話をよく耳にします。 弊社では、社長から聞かれる前に、情報部門として何をすべきか検討を始めていましたね。

■検討の結果、まずは何から始めたのでしょうか?

――働き方改革の中でも、まず何を優先して始めるのか。我々の場合はまずスキマ時間の有効活用に着目しました。はじめは本格的なテレワークのための仕組みについても検討しました。ただテレワーク、在宅勤務と言っても、今はどんな人でも取りやすいよう間口も広がっていますが、当時の在宅勤務は実際に制限がある人、例えば産休育休を取得した人や怪我などで自宅療養中の人など、ごく一部の限られた人のみが活用していた制度だったんですよ。それ以外の社員には全社で改革を推進している実感がわかないだろうと考えたんです。社員「みんな」が何に困っているのか、何を改革すれば「変わった」と思えるのか、がまず初めに重要なことだと気付きましたね。そう考えると、スキマ時間の有効活用ならどんな年齢・職種・性別などに関わらず当てはまるものですから。

■そこでCACHATTOを使ったBYODに着目したのですね。

CACHATTOとは

CACHATTOは、スマートデバイスから、メール・スケジュール・ファイルサーバなどの社内業務システムを安全に利用することができる法人向けリモートアクセスサービスです。

利用者拡大には、BYODが不可欠

■社用のスマートフォンなどを配る例も多い中で、BYODを選択した理由は何でしたか?

――はじめはBYODではなくスマートフォンを会社から支給することも考えたんですよ。ただ端末を購入するとなるとコストがかかる。半ば必然的に、職種や肩書を限定した導入になってしまうんですね。部長以上にスマートフォンを配布したりしました。これが見事に不評でしてね(笑)スマートフォンはガラケーと比べると電池がもたない。電話とショートメールの機能さえあれば十分だと。一方一部の社員からは、なぜ部長以上限定なのかという不満の声もありました。我々の軸は「みんな」が何に困っているのか。全員に端末を配ることはできない以上、どうしたら「みんなが」便利になるかを考えた結果、BYODという解に行きつきました。

強制ではなく、多様性を尊重し、変わりたい人を応援

■社内で浸透させるために工夫されたことはありますか?

――BYODって最初は嫌厭されるんですよね。年配の方は業務に必要なものは会社が用意するもの、という意識も強いですし。「BYODといっても、社用携帯を廃止するのではないんです。社用携帯にCACHAATOを入れれば、メールやスケジュールが使えます。でも、個人スマホにもCACHATTOを入れてもらえば、ファイルサーバーや電子決裁など豊富なコンテンツが使えて、とっても便利ですよ。個人スマホを使うのは決して強制ではありませんが、使わないと損ですよ。」とお伝えしました。(CACHATTOは、1IDで4端末での利用が可能)

■なるほど、強制してもいないし、BYOD以外にも選択肢があったことは大きかったですね。

 また、トップダウンで、「営業や組織責任者に配る」といった方針で導入すると、使いたくない人にも配ることになるんです。中には机にしまい込む人もいたりします。その結果、稼働率が低いとなると、もっと使わせろと追求されるようになるんです。それに対し、我々の取り組みの基本的な考え方は、「多様性を尊重し、変わりたい人を応援する」ということです。今の働き方を変えたい、もっと良くしたい、という人にはこんなツールもあるから使っていいですよ、その働き方応援します、というスタンスです。つまり、「強制」ではなく「選択性」ということなんです。自分の意思で選択した人は、必ず使ってくれる人なので、使われないことの心配はしなくていいんです。

次回は、BYODをどう普及させたかについて更新いたします。

当社では不定期で働き方改革セミナーを実施しています。稲田さんも登壇される本セミナーでは、当社やパナソニックグループでの取り組みなど、より具体的なエピソードを添えてご紹介させていただいております。本Webサイトに掲載するセミナー情報以外にも、非公開・招待制での開催がある場合もございますので、ぜひ一度担当営業もしくは下記問い合わせ先までご連絡ください。

※「CACHATTO」は、e-Janネットワークス株式会社の登録商標です。