スターライズタワー スタジオアース様

プロジェクター大画面マルチ表示システム
約150坪のスタジオ内壁に沿って立つホリゾントを高さ約7m、幅約25mのスーパーワイドスクリーンに。様々なイベントをパワーアップしています。

スターライズタワー スタジオアース 様

  • 所在地:東京都港区
  • システム納入:
    パナソニックシステムネットワークス株式会社
    システムソリューションズジャパンカンパニー

東京のランドマーク、東京タワーの麓にかつてのテレビ東京収録スタジオがあります。
現在スタジオはイベントスペースとして活用されていますが、最も大きなスタジオにあるホリゾントには、3台のパナソニックDLP®方式プロジェクターがその能力を遺憾なく発揮し、スーパーワイドな鮮明大画面を投写。
様々なイベントをパワーアップしています。

写真:スターライズタワー スタジオアース様外観
写真:下から見上げた東京タワー

株式会社エコLOVE リーダーSteven McKenna様

スーパーワイド映像システムを導入して約1年、様々な使われ方を経験してきましたが、お客様には大迫力の映像にいつもご満足いただいています。当初の期待をはるかに上回る成果に、導入してたいへんよかったと考えています。

写真:株式会社エコLOVE リーダーSteven McKenna 様

約150坪のスタジオ内壁に沿って立つホリゾント、それは高さ約7m、幅約25mのスーパーワイドスクリーン。

2013年秋までテレビ東京の収録スタジオとして多くのタレントや有名人が出入りしていた、東京タワーメディアセンター。人材派遣で著名な株式会社パソナのグループ会社でもある株式会社エコLOVE様が、2013年10月、ここのスタジオやセミナールームをレンタルスペースとして運用を開始されました。スタジオアースのホリゾントは、当初足元にあるフットライトで赤や青などにライトアップした「壁」として使われましたが、今ひとつだったとか。そこで映像を映し出すことに。しかも当初は正面の平らな面に1面の予定でしたが、話が発展して3台の映像をつないだスーパーワイドにすることになったのです。
「イベントスペースとしては確かに広いのですが、何もなかった当初は果たしてどのようなイベントに使用されるか予測がつきませんでした(McKenna様)」。それがスーパーワイド大画面システムを導入してからは様々な方面から引き合いがあり、「大画面を活かしたイベント」が引きも切らないと言われます。「ここまで人気が高まった最大の理由が、スーパーワイド大画面システム」とも言われます。

写真:高さ約7m、幅約25mのスーパーワイド大画面
高さ約7m、幅約25mのスーパーワイド大画面。

国内、海外の計3社による競合の結果、パナソニックのPT-DZ21Kにご決定。

スーパーワイド大画面システムの要は何と言ってもプロジェクターにあります。「いろいろ見てみたかったので、ご提案いただいたプロジェクターをここに運び入れ、実際にホリゾントに投写してもらいました(McKenna様)」。他のメーカーも見せてもらいましたが、明るさ、画質、導入コストなどを総合的にご検討いただいた結果、パナソニックのDLP®方式プロジェクターPT-DZ21Kにご決定いただきました。
「映すスペースが巨大ですから、まず明るさが必要。その点PT-DZ21Kの20,000lmという高輝度が当社の希望に沿い、満足のいく明るさでした」。また、「コストの面でも導入コスト、メンテナンスコスト共に納得できるものでした」と評価されました。

写真:テレビ局時代の調整室に並ぶ3台のPT-DZ21K
テレビ局時代の調整室に並ぶ3台のPT-DZ21K。
写真:スタジオ左のホリゾント用のPT-DZ21K
スタジオ左のホリゾント用のPT-DZ21K。
写真:スタジオ正面用
スタジオ正面用。
写真:スタジオ右のホリゾントに向いたPT-DZ21K
スタジオ右のホリゾントに向いたPT-DZ21K。

3台のPT-DZ21Kをエッジブレンディング、さらに「幾何学補正・設置調整ソフトウェア」で自然な映像に。

スタジオアースの内壁に沿って立つホリゾントは、シンメトリーな設計ではありません。左右でアール(曲面の半径)が異なっています。ここがプロジェクターSEを悩ませた点でした。PT-DZ21Kに標準搭載の幾何学ひずみ補正機能に加え、さらに細かな調整が可能な「幾何学補正・設置調整ソフトウェア(Geometry Manager Pro)にアップグレード。これにより、3面の映像をシームレスにつなぎ、自然な映像の投写を可能にしました。

写真:ホリゾントの左側、アールが開いています
ホリゾントの左側、アールが開いています。
写真:ホリゾントの右側はアールが小さい設計 ※映像の大きさを比較するため、人のイラストを入れています。
ホリゾントの右側はアールが小さい設計。
※映像の大きさを比較するため、人のイラストを入れています。
写真:赤いラインが映像が映る「スクリーン」
赤いラインが映像が映る「スクリーン」。
写真:送り出しは概ねパソコンを使用
送り出しは概ねパソコンを使用。

映像を活用した様々な用途で使用、新しいプレゼンテーションの開発にも結実。

スーパーワイド映像システムを導入してからは、この映像目当ての利用が増えたとか。「最も多いのはプレスリリースやパブリシティ。車も運び込めますから、新車の発表会も可能。すでに何度も開催されました(McKenna様)」。他にもファッションショーやサッカーW杯のパブリックビューイング、テレビ局のイベントなど実に多様なイベントが利用。広告代理店からも注目され、スーパーワイド映像システムのためだけにソフトを制作して持ち込むなど、その人気に拍車がかかっています。

そもそもはイベントスペースとして「場所」の提供が目的ですが、そこに「スーパーワイド映像システム」という付加価値を得て、予約や見学が後を絶ちません。「初めて見る映像が新鮮ですし、場所も映像も大きいですから、制作側から見れば演出しやすいのでしょう」とMcKenna様は分析されます。この先も使う側のアイデア次第で、かつてないイベントが登場する可能性を秘めています。


今回ご採用いただいた機種

  • 3チップDLP®方式プロジェクター PT-DZ21K ×3台