一般社団法人チームスマイル 豊洲PIT様
一般社団法人チームスマイル 豊洲PIT様
- 所在地:東京都江東区
- システム納入:
パナソニックシステムネットワークス株式会社
システムソリューションズジャパンカンパニー
2011年3月11日の東日本大震災から約5年。
ライフラインの整備が徐々に進みつつある中、「心の復興」を中心に、被災地の方々と支援者が想いや感動を共有し、「共に立ち上がれる仕組み」を継続的に作り出すこと。
このチームスマイル活動の拠点となる「PIT」。“Power Into Tohoku!”から名付けられた多目的なライブ空間です。
ここでパナソニックの映像システムがコンサートやイベントをパワーアップしています。
チームスマイル 豊洲PIT ホールマネージャー 直井欣司様
豊洲PITの立ち上げからずっと関わって、機材の選定も携わりました。プロジェクターには輝度、画質ともに納得しています。ホールを使用するお客様からも「たいへん明るくて鮮明な映像」と好評です。パブリックビューイングや映画の試写会ではステージ最後方の「ホリ壁」に投写することもありますが、その時は450型映像になります。壁打ちですが、鮮明ですね。
東日本大震災直後のボランティア活動を一過性に終わらせない活動拠点「PIT」。
2011年3月11日の東日本大震災直後、自然発生的に生まれたボランティア活動「チームスマイル」。 各界の有志が集まり、復興支援のチャリティコンサートや様々なイベントを開催してこられました。 震災後、様々な復興支援活動が年月が経つにつれ減少する中、これを継続的に維持し、 その経済性を担保するために一般社団法人化し、活動拠点となるホールを置くことを決定しました。 それが「PIT」。東北三県に先駆け、最初に完成したのが「豊洲PIT」です。コンサートを中心に、 エンターテインメントがもたらす「笑顔」や「元気」、「感動」による心の支援活動が始まっています。
ステージ用にPT-DZ21Kを2台スタック、ライブパフォーマンスをパワーアップ。
国内外の有名なアーティストやメジャーを目指すグループなどがパフォーマンスを披露するホールは、スタンディングで約3100名収容。最後列からも見やすいように、ステージには天井から電動式350型スクリーンが設置されました。多目的とは言え、ライブコンサートがメイン。開演前はステージに下がる白い緞帳にアーティストのプロモーション映像やイメージ映像を映し出して雰囲気を盛り上げ。開演と同時にカーテンが上がると、パフォーマンスの演出に映像を使用。白熱のライブをパワーアップしています。
2台のPT-DZ21Kを使い分けて、効果的な演出にも使用。
PT-DZ21Kは2台に同じ映像を40,000lmの明るさで投写することはもちろん、アーティストによっては「開演前は1台のPT-DZ21Kで緞帳に映像を映し、幕が上がるともう1台のPT-DZ21Kでステージのセットにマッピング映像を映し出すといった演出をするアーティストもいます」と直井マネージャー様は教えてくれました。
ホール両サイドに4台の98型4K対応フラットパネル。ライブやイベントにフル活用。
ホール両サイドには4K対応の98型フラットパネルTH-98LQ70Jを2台ずつ、計4台設置されています。一番の使用方法はライブパフォーマンス開演前のプロモーション。ステージの350型映像と連動して会場の雰囲気を盛り上げます。
豊洲PITは多目的ホールですから、ライブ以外にも活用されます。「展示会に使用されることもありますが、その際は会場を4つのコーナーに分けて使用し、各々のコーナーごとに個別の映像をフラットパネルに投写して、多彩な映像を映し出すこともあります(直井様)」と言われます。
ホワイエでは4K対応フラットディスプレイが、来場者を鮮明な映像で迎えます。
ホワイエでは4K対応フラットディスプレイが、来場者を鮮明な映像で迎えます。
ホワイエにも4K対応のTH-98LQ70Jが設置されました。プロモーションなどの映像を見ながらまた、飲み物を手にしながら開演前のひとときを過ごします。
チームスマイルの活動をぜひホームページでご覧ください。