導入事例

静岡県 富士山世界遺産センター様

プロジェクター&
フラットディスプレイ

1階から5階までらせんスロープでつながった展示棟。富士山に関するさまざまなテーマに応じた映像が、多数のプロジェクターやディスプレイで映し出されている

富士山の普遍的な価値、魅力を臨場感あふれる高精細映像で体感する

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  • 業務用プロジェクター
 

導入年月:201712

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世界遺産である富士山を多角的に紹介する拠点施設 2017年12月にオープンした静岡県富士山世界遺産センター様は、信仰の対象、芸術の源泉として世界文化遺産に登録された富士山の歴史、文化、自然などを多角的に紹介し、後世に守り伝えていくための拠点施設です。坂茂氏が設計した「逆さ富士」をイメージした木格子の斬新なデザインの建物とともに、らせんスロープで体感する疑似登山など、最新の映像システムを駆使した展示演出が大きな注目を集めています。

「逆さ富士」を模した建築デザイン前面の水盤に映り込むと富士山の姿が現れる
富士山信仰の総本宮と称される浅間大社にもほど近く、富士山を間近に望める優れた立地
最上階の展望ホールのピクチャーウィンドウからは、刻々と表情を変える富士山を1枚の絵のように鑑賞できる

導入の経緯

全展示ゾーンの演出の要として、数多くの映像機器をご採用 静岡県富士山世界遺産センター様は、世界文化遺産に登録された富士山の普遍的な価値を次世代に継承し、永く「守る」拠点施設として整備されました。展示棟、北棟、西棟の3棟で構成され、坂茂氏が設計した「逆さ富士」をイメージした木格子が印象的な展示棟では、国内外からの来館者が富士山を楽しく学べるよう、展示内容や演出に多彩な工夫が凝らされています。その演出の主要設備として、当社製レーザープロジェクターや液晶ディスプレイなどが多数採用され、来館者に時代を越えて人々の心をひきつける富士山の魅力を臨場感あふれる映像で伝えています。採用いただいた決め手は、画質の高さに加え、数多くの展示施設で培ったノウハウ、長期間にわたるサポート体制、斬新な建築構造にも対応する柔軟な設置性、豊富な製品バリエーションでした。また、予兆監視ソフトウェアも導入され、安定した運用を図っておられます。

システムの紹介

登拝する山
視界いっぱいに広がるリアルな映像で富士登山の感動を伝える
来館者が最初に鑑賞する展示は、静岡県の特色である海からの富士登山です。展示棟1階から5階まで続く全長193 mのらせんスロープの壁面には、登山者の目線で見た時間の経過とともに変化するタイムラプスの美しい景色の映像が映し出され、臨場感あふれる疑似登山を体験できます。海抜0 mから標高3776 mの山頂に至るまでのすべてのスロープの主要映像装置として、当社製レーザープロジェクターPT-RW620JLが合計23台採用されました。同プロジェクターは2台以上のマルチスクリーンで構成され、自然でリアルな映像を投写し、富士登山の魅力を最大限に伝えています。特に、山頂付近の風景が映し出されるスロープは8台のPT-RW620JLによるワイドマルチスクリーンで構成され、昼から夜景、そして神々しいご来光へと移り変わる映像が視界いっぱいに広がり、来館者に大きな感動を伝えます。

1階から5階までらせんスロープでつながった展示棟。富士山に関するさまざまなテーマに応じた映像が、多数のプロジェクターやディスプレイで映し出されている
最上階(5階)のスロープでは、PT-RW620JL 8台によるワイドマルチスクリーンを構成。富士山頂からの雄大な景色が映し出される
展示ゾーンに所狭しと吊られたプロジェクター。天井材の色味に合わせて白色と黒色のキャビネットを使い分けることで、建築との調和が図られている
壁面も天井も傾斜しているため、同じ角度、同じ高さで吊られているプロジェクターはない。設計の際には3次元的にシミュレーションが綿密に行われた
壁面も天井も傾斜してい静岡県の特色である海から見た富士山の映像に始まり、全長193 mのスロープを登るにつれて山頂へと映像が変化していく
シーンに合わせた映像をプロジェクターが投写

聖なる山 美しき山
テーマごとの展示ゾーンでも、多数の映像機器が活躍る
スロープの3~4階に設けられた展示ゾーンでは、信仰の対象や芸術のモチーフになった歴史を紹介し、富士山の多面的な魅力に触れることができます。その展示ゾーンにも当社製映像機器が多数採用されています。富士山への信仰をキーワードに今も日本人の心のよりどころとなっている富士山を紹介する「聖なる山」の展示ゾーンでは、マルチスクリーン対応液晶ディスプレイTH-55LFV8Jが横一列に9面並び、山頂からの幻想的なワイド映像が構成されるほか、富士山信仰に関する情報をタッチパネルと連動して表示します。また、70V型大画面ディスプレイTH-70LF50Jも採用され、さまざまな切り口から富士山信仰の多様性を紹介しています。「美しき山」の展示ゾーンでもTH-55LFV8Jの5面マルチスクリーンや2台のレーザープロジェクターが採用され、絵画や文学、芸能など芸術の源泉となっている富士山の魅力を紹介しています。

「聖なる山」に横1列に9面並べられたマルチスクリーンディスプレイ
下部に設置されたタッチパネルで知りたい内容を選択すると、上部のディスプレイにポップアップで解説を表示
「聖なる山」ではマルチスクリーンの他にも70V型大画面ディスプレイ(中央)が富士山への信仰に関する映像を表示
展示フロア「美しき山」では、富士山にまつわる芸術作品を紹介
5面のマルチスクリーンディスプレイには古来詩歌、曲面の壁には絵画を、天井から縦長に吊られた黒いスクリーンには能の映像を表示

映像シアター
雄大な富士山の姿を4K+の高解像度プロジェクターで上映
映像シアターでは、4K+対応プロジェクターPT-RQ13KJが富士山の魅力を描く2番組を上映しています。265型の大画面には、迫力のある4K映像が映し出され、さまざまな角度から見る富士山を来館者に楽しんでいただけます。

4Kの高精彩映像を265型の大型スクリーンに投写
メイン映像を投写するPT-RQ13KJ(上)とダイジェスト版およびイベント対応のPT-RZ970JLB(下)

荒ぶる山
活発な火山としての富士山を紹介
展示ゾーン「荒ぶる山」では、レーザープロジェクターPT-RW620JLが2台が採用され、環太平洋火山帯の一角で誕生した若く活発な火山としての富士山と、人との出会いの物語を紹介しています。

育む山
4Kの精細映像で生態系を紹介
富士山を源として湧き出る水はさまざまな生命を支えています。高山帯から駿河湾までの生態系を精細な映像で紹介するため、4 KタブレットFZ-Y1CHBBZVJが、導入されました。

20型4KタブレットFZ-Y1CHBBZVJを2台設置

導入を終えて

株式会社丹青社
文化空間事業部 様

株式会社教映社
AVCシステム事業部 様

多様な施設に対応できる製品ラインアップが心強い 静岡県富士山世界遺産センター様は斬新な建築デザインで、館内の空間展示・映像演出の手法も多岐にわたっています。特にメイン演出となる、らせんスロープでのプロジェクター設置は、投写面と限られた吊元の確認作業に3DCADで設計をするなど苦心しました。360度全方位に設置・投写可能、かつ豊富なオプションレンズ対応のレーザープロジェクターでなければ実現は難しかったと思います。多様な施設に対応できるパナソニックの製品ラインアップの豊富さは、数多くの施設の設計・施工に携わる私たちにとって非常に心強く感じています。

システム構成図

主な納入機器 ソリューション

3チップDLP®レーザープロジェクター PT-RQ13KJ
×1台
PT-RQ13KJ
映像世界の新しい幕開け。超高画質4K+対応
1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ970JLB
×1台
多彩な機能を搭載。長期間のハードユースに応える1チップDLP®モデル
1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ770JLW
×1台
多彩な場面で活躍するSOLID SHINEレーザー
1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ660JLW
×1台
多彩な場面で活躍するSOLID SHINEレーザー
1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RW620JLW/RW620JLB
×25台
多彩な場面で活躍するSOLID SHINEレーザー
ズームレンズ
  • ET-D75LE6×1台
  • ET-DLE150×2台
  • ET-DLE085×25台
  • ET-DLE105×1台
マルチスクリーン対応 液晶ディスプレイ TH-55LFV8J
×14台
マルチ画面をシンプル&シームレスに。サイネージ、イベント、監視用途に最適です。
スタンダード 液晶ディスプレイ TH-70LF50J
×1台
明るい場所でもよく見える大画面・高輝度ディスプレイ
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