青森県十和田市様

LEDカラー投光器搭載ライトカー
LEDカラー投光器搭載ライトカーで氷瀑観光 奥入瀬渓流ライトアップ企画。

概要と特長

十和田八幡平国立公園の冬季観光強化に取り組んでいる青森県十和田市は、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル等、観光事業者と共に「奥入瀬渓流氷瀑(ひょうばく)ツアー」を企画。機材が設置できない国立公園で、LEDカラー投光器を搭載したライトアップカーによるライトアップのツアープランが採用され、「ダイナペインター」9台をはじめとしたパナソニックの製品が納入されました。

写真:ダイナペインターを搭載したライトカー
ダイナペインターを搭載したライトカー。
写真:ダイナペインター
ダイナペインター
写真:点灯したダイナペインター
点灯したダイナペインター。

2020年にむけて環境省が推進する「国立公園満喫プロジェクト」は、日本の国立公園を世界の旅行者が長期滞在したいと憧れる旅行目的地に育てることを目標とするものです。
奥入瀬渓流はそのプログラムで選定された8つの国立公園のひとつ、十和田八幡平国立公園の中に位置しています。 十和田市は2018年より、オフシーズンの冬季に、奥入瀬渓流で夜間景観を演出し、冬季観光事業の活性化を図る企画を実施。星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル等、観光事業者と共に推進します。
今回採用されたのは、LEDカラー投光器「ダイナペインター」を搭載した車で観光バスを先導、美しい氷瀑・氷柱をみせるポイントで停車し、ライトアップを行うという企画で、国立公園内での厳しい規制下で環境に配慮しながら夜間における幻想的な冬の自然景観を楽しんでいただく新たな手法です。
使用される専用車両には、ライトアップ用器具、照明コントローラーの他、5kWリチウムイオン蓄電システムが積み込まれています。蓄電池で電力を供給するため電源工事が不要となるほか、照射による生態系への影響も最小限に抑えることが可能となっています。

写真:LEDカラー投光器「ダイナペインター」で夜間の景観を演出1
写真:LEDカラー投光器「ダイナペインター」で夜間の景観を演出2
写真:LEDカラー投光器「ダイナペインター」で夜間の景観を演出3
写真:LEDカラー投光器「ダイナペインター」で夜間の景観を演出4
写真:LEDカラー投光器「ダイナペインター」で夜間の景観を演出5
写真:LEDカラー投光器「ダイナペインター」で夜間の景観を演出

お客様の声

十和田市観光商工部
部長 本宿貴一 様

十和田湖・奥入瀬エリアにおいては、冬季休業する宿泊施設が多くあります。しかし冬のこの季節、奥入瀬は滝が凍る氷瀑や、渓流の石が雪の綿帽子をかぶった姿をみせ、訪れた人は他のシーズンとは違う美しい姿を見ることができるのです。その美しさを多くの人に知ってほしいという気持ちは常々あり、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルさんが冬季も開業すると聞いて、この機会に是非とも「奥入瀬渓流氷瀑ツアー」を行いたいとの意を強くしました。
一方で、国指定の特別名勝であり天然記念物にも指定されている奥入瀬渓流は、環境省の指導により機材の常設が認められていません。十和田市としては、国の環境基準をクリアしながらも「国立公園満喫プロジェクト」を推進する企画を求めていました。
パナソニックから提案された企画は、移動しながらライトアップを行うというもの。採用の大きな理由は、ライトアップの実績だけでなく、四半世紀に及ぶライトアップと生態系の研究を通したパナソニックの環境配慮への姿勢でした。 今回導入した「ダイナペインター」を活用し、「奥入瀬渓流氷瀑ツアー」を成功させ、冬季の誘客に繋げていきたいと思います。

写真:十和田市観光商工部 部長 本宿貴一 様
十和田市観光商工部 部長
本宿貴一 様

主な納入機器 ソリューション

  • ダイナペインター