株式会社 丹青社様
博物館や大型商業施設、さらに空港や展示会など、私たちが日頃接する様々な場所、何気なく見ている「空間」。丹青社様はこれらの「空間づくり」の屈指のプロフェッショナルです。2015年秋、この丹青社様が半世紀以上本社を置いた上野から品川に移転し、自社のために「空間」を構築されました。『未来創造拠点』という新オフィスのテーマのもと、新しいオフィスには先進の映像システムが導入されました。
ご導入の経緯
慣れ親しんだ上野から、進化を続ける品川に本社を移転
例えば国立科学博物館新館、例えば新千歳空港ターミナルビルショップ&レストラン、挙げだすときりがないほど日本各地の様々な空間をデザインしてこられた丹青社様。その分野は文化空間はもとより商業、パブリック、ホスピタリティ、ビジネス、イベントなど多種多様です。
丹青社様は半世紀以上、本拠を上野に置いてこられましたが、2015年9月、東京の玄関口として進化し続ける品川に本社を移転されました。「地の利でいうと上野はたいへん便利でしたが、旧本社はビルが2棟、17フロアに分かれており事業部門が数箇所に分散していましたので、今回の移転で1箇所に集約したかった。そこで、ワンフロアに社員を集約できる品川のオフィスに移転し、部門を超えた新たな交流を通して、情報やノウハウを交換することで提供サービスの価値向上を期待しています」と事業管理統括部長の菅野様は言われます。新しい本社は高層ビルの上層の1.5フロア分。ワンフロア1,500坪もの広大なオフィスには、丹青社様ならではの創造的な空間が完成しました。
システムの紹介
クリエイティブが出会う場の演出として、映像を効果的に使用。そこには高解像度プロジェクターは欠かせません
丹青社様が創造する空間は、まずアーキテクチャーが存在します。そこの造形に美術品やオブジェ、また商品などが展示され、それらの解説や空間の演出に映像が頻繁に採用されます。「古くは大阪万博も手がけました。当時からするとプロジェクターの性能は格段に向上していると思います」と菅野部長様。「プロジェクターを決める要因は明るさや画質は当然として、丈夫であること」と言われます。今回新しいオフィスにご採用いただいた機種が1チップDLP®レーザープロジェクターPT-RZ670J。「映像部門のチーフディレクターと一緒に代理店で複数の機種を見て、決めました」と話されます。「レーザーのクオリティが高く、文字がくっきり読めるし、画像ももちろんOKでした」とご評価いただきました。
自社のプロモーション用にもPT-RZ670Jを活用。2台使用し、ワイド映像を投写
丹青社様自社のプロモーションのために新たにコーナーを設置しました。現在は新しいオフィスの紹介ですが、今後は丹青社様の数々の実績のPR映像を映し出すご予定です。ここもピラーの映像同様、ガラスの奥にミラーを設置し、そこからの反射をガラス内側に写し込ませたオリジナルの演出方法で投写しています。
「クリエイティブミーツ」表面にはロゴを投写
受付正面「クリエイティブミーツ」のガラス面には、丹青社様のロゴや社名の由来である漢詩を投写。エレベーターを降りてお越しになるお客様へのサインポストとして機能させています。
ペーパーレスを体現させるため、打ち合わせブースにインタラクティブディスプレイを設置
仕事の打ち合わせでは多くの資料が必要です。今までそれらは紙の書類としてストックされてきましたが、その量が膨大になり、保管場所にも困るようになりました。そこでかつての資料は順次デジタル化し、クラウドに保存。打ち合わせや会議の際は必要な資料をブースに設置したインタラクティブディスプレイに表示し、書き込みながら議事進行。インテリジェントなスマートオフィス創造にひと役買っています。
主な納入機器 ソリューション
- 1チップDLP?方式レーザープロジェクター PT-RZ670J×8台
- マルチタッチスクリーン液晶ディスプレイ 65v型 TH-65LFB70J×5台
- ネットワーク液晶ディスプレイ 80v型 TH-80LFC70J×1台
- ネットワーク液晶ディスプレイ 65v型 TH-65LFC70J×16台
- ネットワーク液晶ディスプレイ 50v型 TH-50LFC70J×1台