注目のコンサルタントが提言 店舗経営の課題は「視える化」で改善できる ネットワークカメラの活用で会社を伸ばす

ネットワークカメラで、現場支援に有効な“眼”を増やす

経営の課題は、集客・教育・顧客満足度、と多面的に考える必要があるが、これらに共通して大切なことは、スタッフの指導や教育をするだけでなく、現場の状況を見守ることだ。それを、コストをかけずに効率良く実現する方法のひとつとして、ネットワークカメラを活用する手法が注目されている。「ポイントは監視ではなく現場支援にフォーカスするということ。たとえば、店から本部に相談の電話が入ったときに音声だけでは状況が把握しづらい。機械トラブルで操作を伝えなければならないような場合、現場の映像を見ながらであれば簡単に説明できます。また、満席時に他店の空席状況を画面で確認してお客を誘導するなど、遠隔地から店舗の状況をひと目で把握できます」(工藤氏)。

インターネットを利用したモニタリング例

ネットワークカメラはLANに接続してパソコンなどで利用できる。また、インターネットを介してWeb上で映像を見ることができ、遠隔地のスマホや携帯電話からの利用も可能だ。

“お客に見せること”で醸成する信頼と安心の心

工藤氏は、“お客に見せる”という使い方もあると言う。「ビュッフェにできたての料理が出るところを客席のモニターで見せる」「店内の雰囲気を店の外に見せて、期待感を抱かせる」「キッズルームの様子を客席の両親が見ながら食事できるようにする」「調理中の厨房を待合いスペースに見せ、安心安全を伝える」など、見せることでお客の満足度が上がる場所は意外に多い。オープンに“見せる”ということで、お客の心に信頼感と安心感が生まれる。

従来のネットワークカメラは防犯対策として利用されることが多かったが、アイデア次第で業務を劇的に改善するツールになる、と工藤氏は言う。「各店舗を巡回していた本部スタッフが映像で店を見守れるようになったり、出張中の店長がスマホで店の様子を見ることができることも有効でしょう。このように、経営を支援する“眼が増える”という視点で、柔軟に活用されることをお勧めします」(工藤氏)。

視る眼が増えると適切な行動が生まれ、顧客満足度につながる

焼肉店では、スタッフがホールを見まわり、客席の焼き網が焦げつく前に網を交換して肉の味を落とさない努力をする。しかし、忙しい時間帯はホールを見まわる時間がとりづらいこともある。ネットワークカメラで厨房にいながら客席を映像でチェックできれば、タイミング良く焼き網を交換できる。他にも、ビュッフェの料理在庫をチェックして補充する、1階から2階の客席の様子を見る、駐車場や待合いスペースの状況を見るなど、目の届きづらい場所をフォローできる。

ネットワークカメラBBシリーズの活用例

ブティックの活用例では、店舗前のお客の流れを見たり、売れ行き在庫をチェックしたり、手元を映しながらのポスレジの操作指導など、さまざまな用途で効果を上げている。コインランドリ-の活用例では、店舗内の映像をネット上でお客が自分のパソコンやスマホから見えるようにし、利用前に混み具合がチェックでき便利だと評判を呼んでいる。

スマホで店の重要箇所をズームで見る

スマホを使って外出先から手軽に店内の映像を見ることができる。また、パソコンでならマルチスクリーンで複数店舗のカメラ映像を同一画面上でモニタリングできるので便利だ。ズームやパン&チルトも、スマホやパソコン側で自在に操作でき、店の入り口、レジ周り、厨房など重要な場所は事前に設定しておけば、簡単に切り替えられる。

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